今日から師走。
冬本番に向けての準備はおすみですか？
忙しいときこそ、甘いもので、ほっと一息つきましょう。

 
 

野菜の中で、お菓子にもよく使われるのが、かぼちゃとさつまいも。

どちらも、ほっくりした食感と、ほのかな甘みが魅力です。

otteさんが今回ご紹介くださったのは、かぼちゃのジャム。

ネーミングの可愛さに、食べる前から心がほっこりして、

思わず笑顔になってしまいます。

 
 

『かぼちゃん』

 
 

はやくも12月・・・師走を迎え冬の足音は勢いを増してきていますね・・・
風邪が流行っているようですが、皆さまお加減いかがでしょう？

冬は古来からビタミンAやカロチンなどの野菜が不足しがち。
だから冬至にはかぼちゃを食べるのだとか。
かぼちゃはハロウィンや冬至に登場するため
秋冬のイメージですが、収穫期は夏です。
最近ではコリンキーなど生で食べるかぼちゃもありますけどね。

さつまいもなどと同じででんぷん質の多いかぼちゃは
品種によっては秋冬まで寝かせて
澱粉が糖に変わったものを美味しくいただくのです。

私が好きな九重栗というかぼちゃも寝かせたほうが美味しい品種。
それで作ったジャムはバニラとシナモンの香りを添えた洋風餡のような味わいです。
その名も「かぼちゃん」。かわいがってもらえるように名づけました。

クリームチーズに混ぜ込んでディップにしても美味しいですが、
私の一番のおすすめはホットミルク（またはカフェラテ）に入れて飲むこと！
電動のミニホイッパーを使えばカプチーノでも作ってる気分になれますよ。
うちでは密かに「かぼちーの」と呼んでいます。

夜が長くなるこの季節。
暖かい格好をして温かい飲み物を手に
美味しいものが出てくるお話を読むという過ごし方もいいかもしれませんね。

 

（写真・文／ジャム工房「otte」中村栄子さん）

 
 
 

つくり手の愛情がたっぷり込められたかぼちゃのジャムをホットミルクにひとさじ。

うーん、この発想はなかった☆　ぜひ、試してみたいですね。

バニラとシナモンのいい香りがふわりと漂ってきそうな写真です。

ちなみに、使用しているかぼちゃ・九重栗は十和田産とのこと。

 
 

ジャム工房「 otte 」のジャムは、下記サイトからご購入いただけます。
ただし、すべて中村さんの手作りのため、数に限りがありますので、ご了承ください。

http://www.jam-otte.com/