8月のスイーツ otte
八戸市のジャム工房『otte』の定番「サンクベリー」を
ふるふるチーズケーキにとろりとかけて。
5種類のベリーの贅沢な甘酸っぱさを味わうひんやりスイーツ
ジャム工房『otte』は、青森県八戸市にあるジャム屋さん。
オーナーの中村栄子さんが、地元産フルーツを中心に使ってつくるジャムは、
フルーツそれぞれの味が引き立つ甘さ加減、絶妙なハーブ&スパイス使い、鮮やかな色彩…など、
洗練された味とルックスで大人気です。
今月から不定期で、1日に、このページで、
otte(オーテ)のジャムを使ったスイーツのご提案をしていただくことになりました。
第1回目は、八戸産のベリー5種類がぎゅっと詰まったジャムの登場です。
「サンクベリー」をソースに
7月のひと月間、青森県南地方はさくらんぼや青梅に始まり、
ブルーベリー、カシス、ラズベリー、杏と矢継ぎ早にフルーツの旬を迎えます。
ジャムにしたいものばかりですが、限られた時間の中、
どのフルーツで作るか、悩ましくもあったりして……。
その中でもやはり外せないのはベリーのジャム。
八戸近郊で収穫したイチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、カシス、グロゼイユの
5種類のミックスジャムは、少しづつ配合を変えながら作り続けている定番です。
フランス語の5(サンク)にわかりやすくベリーをつけて
「サンクベリー」と名付けています。
このジャムに使うフルーツは、イチゴとブルーベリー以外は自ら収穫にも行きます。
収穫後に洗浄、選別、下処理にかかる手間を考えると、
愛着が沸きすぎて売りたくないと思ってしまうほど。
でもこれだけのフルーツが地元で手に入ることのありがたさを思うと、
より多くの方に召し上がっていただきたいとも思います。
パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりはもちろんのこと、
ケーキのソース代わりに使うのもおすすめです。
パンケーキやレアチーズに、アイスクリームやお好きなトッピングとともに
とろ〜っとかければおうちでもカフェのデザートみたいに作れますよ。
今回はゼラチンを入れずに作ったレアチーズに
チョコクッキーを砕いて添えました。
わざわざタルトを焼かなくてもタルトっぽい味が楽しめます。
(写真・文/ジャム工房「otte」中村栄子さん)
デンマーク語で「8」を意味するという「otte」。
地元八戸周辺はもちろん、国内各地の生産者の方々が丹誠込めて育てたフルーツに、
愛情と手間ひまをかけて仕上げる中村さんのジャムは、フルーツ本来の味が生かされています。
季節感いっぱいに、旬の味を楽しむことができるのは、国産フルーツなればこそ。
ジャム工房 otte のジャムは、下記サイトからもご購入いただけます。
ただし、すべて中村さんの手作りのため、数に限りがありますので、ご了承ください。
http://www.jam-otte.com/
さて、次回は、どのジャムが、どんな食べ方で登場するのか、楽しみですね。