11月のスイーツ annelier
そろそろ津軽地方のりんごの収穫は終わり、
まもなく雪の季節に突入です。
冬の団らんの傍らには、いつも、りんごのおやつ。
昭和の家族団らんの冬の風景に、
“こたつでみかん” を思い浮かべる方が多いでしょうが、
津軽地方では、こたつでも、ストーブ前でも、果物はりんごが定番。
冬の青森は冷蔵庫いらずの寒さなので、一般家庭でも、
秋に収穫したりんごを長期間よい状態で保存しておくことができました。
木箱いっぱいのりんごを心おきなく食べられたのです。
もちろん、りんご農家さんたちが大事に保存してくださっているりんごは、
冬になってもまだまだ買えます。
りんご三昧のこの季節、annelier からの提案は、
津軽のめんこい(かわいい)女のこのほっぺたみたいな大福です。
annelier 創作和菓子『雪りんご』
annelierからのメッセージ
「紅の夢」を使った大福です。
中には自家製の白花豆でつくった白あんと
紅の夢の甘煮が入っています。
生地につけた氷餅で雪がキラキラ輝く様子を表しました。
今回、使用した「紅の夢」という品種のりんごは、
果肉まで赤く、甘煮にするとほんのり赤色になります。
(撮影/お菓子ユニットannelier 高谷優子さん)
青森では、今回、annelierさんが使用した「紅の夢」をはじめ、
カットしたあとも果肉が褐変しにくい「千雪」、
若緑色の皮でフレッシュな酸味のある「あおり24」など、
さまざまな特色をもつりんごがたくさん栽培されています。
生でそのまま食べてもそれぞれの味が楽しめますし、
特徴を生かして、スイーツやお料理に使うのもとても楽しいのです。
日常的に、品種ごとの食べ比べができるなんて、
全国のりんご好きにはたまらない贅沢ですよね。
これからも、自由時間で、青森のいろいろなりんごをご紹介していきますね。
お菓子ユニット annelier のレッスン情報などは、こちら↓ でチェックできます。