「春の山菜料理」三昧(青森ごはん部)
和える、揚げる、煮る、炒める…。
朝、採りたての山菜でつくったさまざまなお料理を
堪能できる会に参加してきました
青森市にある「酒亭 和香」で、毎年、春と秋に開催されている
山菜料理を味わう会に、昨日、初めて参加させていただきました。
山菜採り名人が、午前2時起きで山や里を歩き回って採ってきてくださった新鮮な山菜を、
名人自ら料理して出してくださるという趣向。
会が始まる時点で、テーブルには所狭しと山菜料理が並び、参加者の食欲をそそります。
見分けにくいと話題になったのは、「ボンナ」と「シドケ」。
ゆでて切ってしまうと、どちらがどちらやら…。それでも、やはり、食べると食感も味も違います。
以下、お料理の写真ですが、蛍光灯の下でストロボ撮影をしたために、色が忠実ではありません。
実物はもっと色鮮やかで、鮮度のよさと下処理の技が感じられました。
名人から「ワラビ」のあく抜きの方法や加熱のコツを伝授していただいたので、
一度挑戦してみてから、手順と結果をお知らせします。
左から、ギョウジャニンニクの醤油漬け、バッケ(フキノトウ)味噌、?(聞き忘れ)の辛子和え
フキの炒め煮
ウドの煮物
ウドの酢味噌がけ
ウドの天ぷら
アイコのマヨネーズ和え
シドケのおひたし
ボンナのおひたし
コゴミのゴマ風味おひたし
フキとワラビ(生&乾燥)のおひたし
アザミの味噌汁
ウドとハムとチーズのソテー
いずれも山菜の風味を損なわないやさしい味つけで、とにかく食感がよく、おいしかったです。
とても新鮮だったのは、ワラビやフキの1本のままのおひたし。
アク抜きと加熱が上手にできると、こんなにおいしさが増すのだと実感しました。
早速、ワラビのアク抜きに挑戦してみなくては!
それにしても、名人は、いい山菜をいいタイミングで収穫できる場所をよくご存じです。
山菜は、買うものではなく、採ってくるもの。
食べられる山菜を見分けて、採れる知識を少しは身につけたいと思った夜でした。
「青森ごはん部」として、これから精進していきます!