「津軽森」に行ってきました(弘前市)

6月1日、2日に開催されたクラフト市「津軽森(つがるもり)」。
爽やかに晴れ、木陰を吹き抜ける風が心地よい午後に、
会場におじゃましてきました

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今年初開催の「津軽森」の会場は、岩木山麓の桜林公園。
いちばん近いバス停は百沢温泉。そこから、アソベの森いわき荘という宿泊施設の前を通って、上り坂を20分ほど上がったところに公園はありました。ほとんどの来場者がマイカー利用のため、駐車場への道は渋滞ぎみ。徒歩で会場に向かっているのは、ごくごく少数の女性グループや熟年グループだけでしたが、道端の植物を眺めながら、幼いお子さんふたりとゆっくり坂道を上っていたファミリーが、とても楽しげだったのが印象的でした。
 
初日の午前から大盛況で、飲食店の物販は、1日でほとんど売り切れてしまったらしいという噂をきいてはいました。そうして、2日の午後に会場入りすると…。噂通り、食べ物はほぼ売り切れ状態で閉店しているお店がほとんど。『ジルチ』『ポワンルージュ』『ペントハウス』『チャーリーズジャム』と、ご挨拶するつもりだったお店はことごとく閉店していました…。
教訓! 来年の津軽森は1日目から行きましょう。
 
 
バス停からの道のりで汗をかいて脱水症状になりかけていたので、まずは、ドリンクを売っているお店を探し、こちら(青森のコンフィチュール専門店『Corie』)を発見。ジンジャーシロップの水割りを購入して、なんとか、ひと心地つきました。
シロップ入れに使われていたふたつきのガラス容器と同じものを、編集担当Yも使っているので、なんだかそれがうれしくて、目にとまったお店です。このガラス容器、Y宅ではさまざまなデザインのキャンドル入れになっておりますが…。
 
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弘前市の『イージーリビング』、『casaico』など、存じ上げている方々も出展されていました。
 
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先日、casaicoで個展を開催されていた陶芸家の石川久美子さん(函館在住)にも遭遇。秋の函館のクラフト市のフライヤーをいただいてきました。函館バル街の日程とリンクしているそうなので、青森から遠征する人も多いかもしれませんね。
 
 
会場には、去年、A-lineで出会って再会したいと思っていた方や、今回、初めて出会って、またあらためて作品を拝見したいと思った方が、たくさん。下の写真の布ものの作家さんおふたりのうち、おひとりは福島在住(ご出身は弘前)とのことなので、次回お目にかかれるのは、秋の板柳のクラフト市の会場らしく…。少し先の楽しみになります。もうおひとりは、つがる市在住なので、また、近々にお目にかかれそうです。
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今回、物欲にブレーキをかけていたこともあって、戦利品は1点のみ。上の写真のガラスのフラワーベース(青森市在住の作家さん作)の中のひとつです。既存のガラス瓶に熱を加えて変形させたもの。生けた花の向きが口の形に合わせて変わるので、面白い表情が出せそうです。
 
 
会場では、木陰で思い思いに寛ぐ来場者の姿をたくさん見かけました。敷物を持って行って、休みながら、のんびり、ゆったり、時間をかけて見て回るのが楽しそうな津軽森。生い茂る木々にさえぎられて、日差しがきつくないので、過ごしやすいのがいいですね。
 
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会場に向かうときには、上り坂なので上ばかり見ていましたが、帰り道、坂を下りながら未渡せば、この絶景。心が晴れ晴れする眺めです。
 
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帰りのバスは、いわき荘前のバス停から乗車。木陰のベンチでバスを待ちました。
 
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初めての津軽森。おそらく、ものすごい来場者数だったのではないでしょうか。
津軽の初夏の楽しみが、また、ひとつ増えました。